【漫画甘口レビュー】鬼滅の刃をアラフォーが初めて読んでみて、なぜ国民的作品になったのか考察。
まずはじめに
このブログではいろんな本の感想や評価をしますが、作者に対して私なんかが偉そう に言える立場では無いので、なるべく面白かった点だけを伝えたいと思います。
では本題に入ります。
鬼滅の刃を初めて読んでみて、大ヒットした理由を考察!
実は2年前ぐらいから子供に言われて集めてはいたんですが私は読んではいませんでした。その頃はまだ古本屋でも結構手に入りやすかったんですけど、去年は新刊でも手に入らない程の人気作となりました。一体何がそこまでのヒットの要因となったのか、初めて読んだ感想とともに考察していきます。
ざっくりあらすじ
炭治郎(主人公)が妹の禰豆子(鬼にされた)と一緒に、家族を皆殺しにした鬼を討ち、妹を元に戻すための旅に出る。 以上
感想(ネタバレなし)
徹夜で最後まで読んでしまった。おかげさまで次の日仕事がグズグズでした。いやぁ面白かった。話もテンポよく進んで中だるみが無かったからサクッと読めました。コメディやバトル、泣ける場面がバランスよく描かれていて飽きることもありません。小さい子には少し残酷なところもあるかもしれませんが、子供っぽくしすぎないことで大人でも十分楽しめることができました。やっぱ柱達がカッコ良すぎる!鬼が絶望的に強いのに諦めない姿は心打たれました。あと、全体的に伊之助かわいい。
逆風が追い風に?大ヒットの要因 三本の柱
では、なぜこんなにも鬼滅の刃がヒットしたのか?実際に読んでみて過去の人気作との共通点や、このご時世だからこそな部分があるのではと思いまして、私なりに大きく三つに分けて考察していきたいと思います。
《一本目の柱》 少年漫画に必須!個性強めのキャラクター達!
これは大ヒット漫画には必要不可欠な要素だと思いますが、鬼滅の刃にはバッチリ個性的なキャラが多数登場します。敵も味方も癖がすげぇやつばかりです。味方であるはずの柱たちも最初は敵なんじゃないかってぐらい悪そうなやつが多いし(実弥なんか割と最後のほうまで嫌な奴なのに、一番泣かせてくれたし)、鬼も無惨を筆頭に極悪なのが揃っております。
そしてなんと言っても柱や十二鬼月といった強さを表すシステムが素晴らしい。ワンピースで言うところの四皇や七武海、るろうに剣心の十本刀、BLEACHの護廷十三隊隊長などにあたり(ちょっと古いか?)、必殺技などと相まってしっかり厨二病心をくすぐってきます。少年漫画では王道ですが、大ヒットには必須条件でしょう。
《二本目の柱》 長すぎず短すぎない!完結までの絶妙な長さ!
《三本目の柱》 これが最大の理由‼ステイホームで視聴者爆増!!ハイクオリティアニメ!!
まとめ
鬼滅の刃が記録的大ヒットした裏には、様々な要素や偶然の奇跡的な重なり合いがあった為だとわかりました。しかし、根本にあるのは作者の方の"読者を楽しませたい"という強い気持ちです。その思いがみんなを勇気づけたのです。コロナ禍においてこの作品の登場は必然だったのかもしれません。もし、まだ読んでいない方がいましたら是非ご一読下さい。逆境に立ち向かう勇気をいただけることでしょう。